株式会社センシンロボティクスとサンフロンティア不動産株式会社は、ドローンによる壁面点検を効率化するソフトウェアの開発を開始したことを発表しました。
ドローンの建物調査への利用と課題点
昨今、ドローンを活用した建物調査が注目を浴びています。これはドローンを使えば足場やゴンドラ等の準備が不要となり、安価で施設利用者への負担が少ないためです。
一方でドローンを使用して調査した場合、調査報告書の作成が手間になります。撮影した膨大な画像から異常箇所を特定し、異常を解析する作業には多くの時間を要します。そのため事業者によってはドローンへの参入を断念するケースも少なくありません。
AIの活用による作業効率化
そこで現在開発されているのが、撮影された画像から壁面異常箇所を自動判別できるAIおよび調査報告書自動化ソフトです。これにより、膨大な写真1枚1枚を細かく確認し、異常の解析結果を報告書にまとめる作業を削減できます。
ドローンはまだ建設現場での実用があまりされておらず課題も多くあります。しかし、AI等の他の技術と組み合わせることで、作業を効率化する素晴らしいツールに進化することでしょう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社センシンロボティクスのプレスリリース
https://www.sensyn-robotics.comk