ベルトコンベア予兆保全システムの概要
サイバネットシステム株式会社(以下、サイバネット)は、工場やプラントで使用されているベルトコンベアの振動や温度などのデータを取得して、設備状態の監視と予兆保全を行うシステムの提供を2022年1月から開始します。
サイバネットは本システムの導入におけるコンサルティングから、導入後のデータ分析までを支援していきます。
ベルトコンベアの運用における課題
プラントや工場にて使用されているベルトコンベアは年間を通じて休む事のない連続稼働が強いられるため、故障による停止を未然に防ぐことは非常に重要です。
大規模プラントのベルトコンベアにいたっては、総機長が数十kmに及ぶこともあるため、点検の必要な部品点数が膨大な上、検査員の立ち入りが危険な箇所も多く、常時自動で監視できる予兆保全の仕組みが求められています。
機器を適切に設置して監視システムを構築し、センサから集約したデータを用いて適切な予兆保全を行うには、幅広い領域の専門知識が必要ですが、このような知識を持つ人材が組織内で不足しているのが現状です。
サイバネットが導入前のコンサルテーションを実施し、センサや機器の設置後は、最短で当日からデータ収集と可視化がスタートでき、端末を通じて設備の状態がリアルタイムで監視できます。
システム上でデータ分析が実施され正常運転時のデータを基準に状態監視を行い、「普段とは違う」異常の兆候を検知します。
システム導入後の一定期間、収集したデータをエンジニアが分析して現場に適したデータ分析のための改善アルゴリズムを提供します。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
サイバネットシステム株式会社のプレスリリース(PRTIMS)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000427.000004714.html