AIソリューションの開発に着手
東電物流株式会社とAutomagi株式会社の2社が、電力機器の出荷前検品の効率化を行うAIソリューションの開発をスタートしました。
Automagi株式会社は、携帯電話会社向けのインテリジェント・アシスタントの開発で培った技術とノウハウにより、AI(人工知能)ソリューション「AMY(エイミー)」を開発、デジタルマーケティングやCRM、サポート分野において、企業の様々な課題を解決しています。
今回2社が開発に着手したツールは、電力機器の出荷前検品作業におけるQRコードの読み取り作業の正確性を向上させるものです。
課題のあった品質管理と作業負荷
機器に貼られたQRコードの情報を照合する電力機器の出荷前検品は、人手による作業のため、品質管理と作業負荷に課題がありました。
新たに開発するAIツールは、スマホアプリによってQRコードを読み取り、電力機器の情報が適切かどうかの判定するもの。
手順の間違いや、QRコードを貼る場所の誤り、異なるQRコードが貼られている場合にアラートを出し、検品ミスを未然に防ぐことが可能です。
機器のリストや検品状況を把握する管理システムを備え、検品作業を動画で保存する機能により、動画を後から確認することでトラブル発生時の状況把握にも役立ちます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Automagi株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000012535.html