人とAIによるダブルチェック
日工株式会社がコンクリートプラントに導入可能な画像認識AIによる骨材判別システム「骨材判別AI」を開発し、2022年3月から本格運用を開始しました。
生コンクリート製造過程で人為的ミスによる骨材の誤投入が起こっていた背景から、この課題解決のため同システムの開発に着手。
半年以上にわたるテスト運用を経て、3月から同社のコンクリートプラント1号機にて国内初となる運用をスタートしました。
スマートファクトリー化を推進
カメラとPC(AIモジュール)で構成される「骨材判別AI」は、コンクリートプラントにおいて、受材設備に受け入れられた骨材をカメラが認識し、AIが判別します。
AIによって判別が誤りと判断された場合には、人による正誤の確認を行うことで、人とAIによる骨材判別のダブルチェックが可能です。
これにより、すべてをAI任せにせず、製造過程におけるシステム全体の安全性を向上を実現します。
土木用プラントで国内シェアNo.1の同社は、今後も「データ×AI×IoT」の活用におけるプラットフォーム構築を強化し、スマートファクトリー化を推し進めるとしています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日工株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000081441.html